2010年1月12日火曜日

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オリオン座のベテルギウスが、近いうちに超新星爆発を起こすらしい。

小さい頃に見た図鑑に、太陽よりもずっと大きく老齢な星、と書いてあったことを、ふと思い出した。
老齢から危篤状態になったわけだ。
星の一生の変化を体験できるなんて、ちょっと貴重だなって思う。
もし、自分が生きている間に超新星爆発に立ち会えたら、奇跡。

ベテルギウスは地球から600光年も離れている、というのも同じ新聞記事から知った。
自分は今、600年前の光を見ている。600年前って室町時代。将軍は足利義政。
なんだか、くらくらして不思議な感覚になった。

大きな時間の流れと小さな時間の流れは、間違いなくつながっているのだけれど、それを理解して、そこに自分を投じるには、勇気みたいなものが必要な気がした。

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